通常、就職すれば会社の健康保険に入るものだと思いますが、退職してしまう人ももちろんいますよね。
私も若い頃に退職をして、まだ独身で実家住みだったので、単純に親の保険に入れてもらったんですね。
何の知識もありませんでした。自分がもらっている給与から何が引かれているのかも認識不足な頃です。
でも保険は加入しておかないと病院などにいくときに困るので、という理由でした。
そしたら、1ヶ月ほどして「一人増えたから、保険がすごく高くなった」と親に怒られたのでびっくりしました。
うちの親は国民健康保険だった
当時は保険の種類なんて知りませんし、保険料なんて自分で払ったことはなかったので気にもしていませんでした。
でも、親が国民健康保険だったので、単純に1人分の保険料が増えてしまったんですね。
でも、就職する前には親の保険の扶養に入っていたはずです。
そんなに変わらない状況じゃないのかなと思っていたんですが、実は大きく違いました。
- 私が退職する前に、親も退職のため、会社の健康保険から国民健康保険に変わった。
- 私が就職する前は扶養家族ということで保険料は発生していなかった。
そういうことですね。
健康保険の扶養に入っていたということは、就職前の私は会社の健康保険の扶養になるので、金額は発生しません。
でも、国民健康保険には扶養はありません。
保険に加入している人が増えれば。その分上乗せして請求が来ます。
なので、単純に保険料の支払いが増えてしまい、びっくりしたということでした。
会社の健康保険なら扶養に入れたのか
それも一概にはそうとも言えません。
なぜかというと、普通に仕事をしていれば給与が発生します。
退職するタイミングによっては、それまでの年収が130万円を超えてしまうこともあります。
協会や組合によって若干違いはありますが、大体130万円を超えると健康保険の扶養には入れないので、自分で国民健康保険に加入するしかありません。
途中で入った国民健康保険は高い
前年の年収で計算されるので、普通に高いです。
会社の健康保険は会社が半分負担してくれているので、改めて自分で保険を支払うとなるとびっくりします。
年収が300万円くらいなのに、年間の保険料が50万円くらいになる地域もあるそうです。
何のために働いているのか、わからなくなるような金額です。
無収入でも無料じゃない
しかも、国民健康保険は、子供もそうですが無収入でも保険料が発生するので、就職前から親の国民健康保険に入っていた人は、親が払っていてくれたってことですよね。
会社の健康保険なら、扶養には入れたら無料なんですけどね。高いですよね。国保は。
退職したら任意継続がいいかもです
退職時に任意継続を勧められました。
そんなものがあることすら知らなかった無知な頃です。
でも、今考えれば国民健康保険は高いし、同じ位の金額を支払うなら協会などの健保のほうがメリットのある人もいるということは理解しています。
私も退職時に任意継続を説明されたので、継続の手続きをしました。
しかし、高くて支払えないので延滞してしまったら資格がなくなりました・・・。
皆さんも気を付けてください。
なので、仕方なく国民健康保険に入れてもらったんですよね。
ちなみに、退職した場合は保険の問題だけではなく、年金も請求が来ます。
これもかなりの出費なので、本題とは逸れますが退職時にはお金が必要なことも認識しておいた方がいいです。