国民健康保険って高いですよね。
うちも自営業になってから、毎年というか、毎月思っています。
でも、保険には入らないといけないし、かといって、個人事業主なので社会保険には加入できないし。
家族が多ければ、人数分掛かってきますしね。
子供に対しても。
お金が足りなくなることも多いので、何とか対策はないものかと考えたりするのですが、なかなかそうもいきません。
うちは「国民健康保険」という検索ワードで来られる方もいらっしゃいます。
そういった方の中には既知な情報ばかりだと思いますが、私は元々勉強不足で保険についてもあまり知りませんでした。
あれこれ考えた対策の中には、有効なものもあるかもしれないのでピックアップしていきます。
目次
1.経費を使って所得を減らす
自営業って、一か月の収入の確定が難しいです。
こんなこともありますしね。
一か月ごとに集計するのは大変なので、三か月、半年のスパンで計算して、儲けが出るようなら経費を使う。
必要なものを年内に購入する。
などなど。
個人的にはあまり有効な方法ではないとは思いますが、国民健康保険は、所得に対して計算されるので控除があったり、扶養というのはあまり金額に反映されないですよね。
家族の人数分、保険料は掛かりますし。
なので、元々の所得を減額しておく。。。
とは言え、個人事業なので本来の家計からの出費という面では大して変わらないような気もします。
経費って、会社だと自分が払うわけではないので懐は痛みませんが、個人事業主は自分が払うだけのことですしね。
2.青色申告にする
申告が青色じゃない人は、申請して「青色申告」にすると良いと思います。
青色申告のメリットは、複式簿記でしっかり帳簿を付けて申告すれば、65万円もの控除があります。
これは大きいです。
その分、事業の控除なので、使ってないのに所得が減ります。
これは使わないのは損だと思いますので、まだ青色じゃないって人は是非。
3.職業に関連する保険に入る
職業に関連する保険がたくさんあるのをご存知ですか?
まあ、特殊な業種の方はご存知ですよね。
色々あるんですよ。
- 公務員の保険
- 医師の保険
- 税理士の保険
あんまり詳しくは知りませんが、その職種の保険によって、掛け金も待遇も全部違います。
ネットで稼いでいる人は、恐らく国民健康保険かもしれませんが、創作している方向けの保険もあります。
かなり加入資格が厳しくて、経費が掛かりますが実際の保険料が安い!
組合員の収入が、多い少ないにかかわらず均等です。
平成30年度の保険料(平成29年度と同額)
組合員 1人月額 19,600円
(医療分 16,000円 後期高齢者支援金分 3,600円)
家 族 1人月額 10,300円
(医療分 6,700円 後期高齢者支援金分 3,600円)
介護保険料
(満40歳から64歳までの被保険者)
1人月額 4,000円
収入に関係ないんですってよ! 奥さん!
あーこれに入りたいです。無理ですけど。
4.本人がサラリーマンになる
一番手っ取り早いのはこれだと思います。
廃業してサラリーマンになる。
給料は増える人もいれば、減る人もいるでしょう。
でも、国民健康保険と社会保険では、待遇も保障も全然違うんですよね。
国民健康保険には、「傷病手当」なんてものはありませんので、たっかい保険金払って、病院代しか払ってもらえないんですよね。
もちろん、サラリーマンになって、収入がばか高い人は保険も高くなりますけど、それでも会社が半額負担ですし、それ以上に得るものが多いと思います。
実は、サラリーマンバンザイ!と思っています。
5.配偶者がある人は、配偶者の保険の扶養に入る
これも最高!
でも、これは収入が多い人が扶養する側にならないといけないので、ご主人が自営業で嫁が薄給のサラリーマンやパートだと無理です。
うちみたいなもんですね。
こちらの記事を参考してみて下さいね。いや本当に。
6.法人化して社会保険にする
これもいいですね。
でも、この方法にはたくさんのリスクも発生します。
法人にするのに、まずお金がかかりますし、法人にしてからの税金も違います。
第一、決算を自分で出来る自信がないので、それも経費が掛かる。
そして、売上がないのに法人にする意味もないんですよね。
皆さん、消費税が関係してくる1000万円を目安にされるみたいですが、うちは逆立ちしたってそんな年は来ませんので、今のところ法人の夢は見ないようにしています。
でもね~。
例えば家族が多くてみな同居で。
扶養に入れる環境が整っている大家族の人とか。
みーんな扶養に入れちゃえば控除しまくりですよね。
しかも健康保険は少なくて済みますし。
まあ、この方法を取るには、色々と個人の収入状況もしっかり吟味してからでないと失敗しますので、簡単には出来ない方法かなあとは思っています。
自分的には。
いいですよねえ。
法人化して会社に雇われる立場の自営業。
憧れます。
番外編:扶養に入れそうな身内と同居する
これも有りじゃないですかね。
同居ってとこが難しいかもしれませんが。
実際に保険のために同居している人もおられますし。
二世帯で住むにあたって、収入の面をクリア出来れば、ご子息や御令嬢の保険に扶養してもらうというのも有りではないですかね?
この方法を取る人は、保険だけじゃなくて他にもたくさんメリットのある人だと思います。
番外編:引っ越す!
これが本当の番外編で強制的な方法です!
国民健康保険って、自治体によって値段が全然違うんですよ。
びっくりしますよね!
私が住んでいる地域は、実は比較的高い地域です。
これは都会、田舎は関係ないんだと思います。
高い自治体は高いんです。
ちなみに、仮に近所の県に移住した場合、今の条件での保険料がいくらになるか計算してみたことがあるのですが、なんと、年間で15万円近く安くなるという計算結果が出たことが有ります!
あんまり市民税の金額とか考えたことは有りませんでしたが、昔、結婚して違う市区町村へ引っ越して行った友人が、「税金が安いから土地を決めた」と言っていたことがあります。
軽くスルーしてましたが、今思えばアレ、本当だったんですねえ。
と今更のように思います。
まとめ
どうでしょう?
余り有効でない方法もありましたが、そんなに簡単に安くはならないってことですよね。
でも、保険に入らないという選択肢はないので、払うしかないんですよね。。。