実は、一度だけ「縮毛矯正」を失敗をしたことが有ります。
そうです。みなさんが恐れる恐怖の…
「ビビリ毛」になってしまったことが有るんです!!!!
これは、最悪な状態ですので、ほんっとにお気を付け下さい。
ビビリ毛というのは、ちりちりに縮まってしまったその名の通り、ビビったような毛のことを言います。
去年の秋、私はその「ビビリ毛」をやらかしました。
当時の様子と写真をさらしておきますね(^^♪
ビビリ毛最悪ですよ。
以下はその記録と対処方法です。
目次
まず、「ビビリ毛」とはどんな状態?
残念なことに、ちりちりに縮こまったゴワゴワの毛のことです。
実際の状態をお見せします。
これは、施術後乾かしただけの状態です。縮毛矯正をしたとは思えない状態です。
髪の毛がぐちゃぐちゃです。
拡大してみます。
枝毛よりも酷い状態です。一本一本が小枝のようにゴワゴワで、全くまとまりが無くなってしまっています。
髪のたんぱく質がちぎれて、カスカスになってしまった状態です。
これはいわば、「髪の毛が死んでいる」ということなのです。
そして、「ビビリ毛」は一度なってしまうと元には戻りません。
「ビビリ毛」になってしまう原因
色々な要因が重なって「ビビリ毛」になってしまうらしいのですが、やはり傷んだ状態の毛髪に施術をすることが一番の原因になると思います。
- カラーリングなどで酷いダメージを受けている時
- 縮毛矯正をしている上から施術をした
大きく分けてこの二点があげられると思います。
実は、私が「ビビリ毛」になってしまったのは秋でした。夏の間、肌は日焼け止めを使って気を付けていましたが、帽子などを被る習慣がないので、頭髪までは気にしてなかったんです。それで、何となく、髪がゴワゴワするなあとは思っていました。
これは日に焼けているな、とも思っていました。何故そう思っていたかというと、昔、ソバージュ(古い!)にしていた頃、なかなかまとまりが悪いので、ベビーオイルでスタイリングをしていたことがあるんです。これがまた、しっとりしてすごく良くまとまったので、オイルということを気にせず使っていたら、秋口には髪がバシバシになってしまい困ったことが有ります。
髪の毛は日焼けするんですよね。忘れていました。それとカラーリング。かなり髪に水分が足りていない状態だったと思います。
やはり、髪に負担のかかる施術ですから、普段からもっと気を使ってコンディションを整えておくべきでした。
後悔しても遅いのですが、普段、シャンプーしている時に髪の傷みを感じたら、しばらく縮毛矯正は見送った方がいいと思います。
家庭でセルフ「縮毛矯正」をするときは、出来るだけ髪が健康な状態の時に施術をすることをお勧めします。
「ビビリ毛」になってしまったら、方法は二つしかない
「ビビリ毛」になってしまったら、美容院によっては「修正出来ます」とおっしゃるところがあると思います。
しかし、「ビビリ毛」になった髪はもう再生はしません。一番美しく修復できるのは、健康な部分を残して切るしかないんです。
私の場合、髪をカットしてから自宅で施術をしたので、どうしても髪が短い状態での失敗でした。これは絶望的です。何せ、k礼状カットしたくない状態での失敗でした。
あまりにもシルエットが変わってしまうので、これ以上は切りたくない。仕方ないので、少しケアをしながら我慢をして、伸びたら「ビビリ毛」をカットしようと思いました。
私は二つの方法を実行しながら、「ビビリ毛」を修正することにしました。
まず一つ目は、美容液(ヘアオイル)を利用するということです。
一般的に「ビビリ毛」に効果があると言われるのは「油分」だそうです。市販でも「ヘアオイル」商品がたくさん出ています。ただ、どれが良いかはわかりっません。
でも、普段から使用しているのがLUXのシリーズなので、これなら近所でも購入出来ますし、セットにおまけで付いてくることも多いんですよ。
なので、今回はこれを使いました。
もちろん、オイルを使って補修しても、完全に再生して修復することは出来ません。
でも、自然な状態に見せるということは可能です。
これが乾かして何もしていない「ビビリ毛」の状態です。
掌にオイルをつけて、丁寧になじませて乾かします。
そして、そのまま就寝します。
こちらが翌朝の状態です。
これはまだブラシも通していない起きたままの髪の状態です。
意外とましに見えます。
コツは寝る前に、丁寧になじませることです。その後、しっかり乾かします。このオイルには熱で反応する成分が入っているそうなので、なじませた後にドライヤーを当てるといいそうです。
確かに、まっすぐになる様に手で整えていると、髪の状態が変わって来るのは実感出来ます。
私は、これだけではまだゴワゴワ感が消えないので、翌朝スタイリングの際には、ところどころ低い温度でヘアアイロンを使い、まっすぐにしていました。あまり過剰にまっすぐにしようとアイロンを使うと、余計に髪が痛んでしまうので、ほどほどに、です。
もう少しまっすぐが良いなあと思うかもしれませんが、傷んで千切れてしまっては伸ばすことも出来ません。癖が変な風についてしまい、気になる箇所だけにアイロンをかけるように心がけました。
もう一つの方法はすっぱり切る
一か月程度伸ばして我慢すれば、1センチ以上は伸びます。
傷んでいる表面を重点的にカットして、全体のシルエットや一番長い場所の長さを変えないように整えてもらえば、「ビビリ毛」になった部分はカットされて、全体のヘアスタイルはそんなに遜色なく保てます。
こういう修正は美容師さんにお任せすると、かなり満足の行く仕上がりにしてくれます。
実は普段、1000円カットのようなお手軽なカット店でそろえてもらったりすることが多いのですが、こちらの要望を聞いて忠実に再現して下さるので、とても信用してお任せしています。
あれこれ悩まずに、こちらの希望をしっかり伝えれば、健康な状態の髪だけ残してカットしてもらえると思います。
今後、なるべく気を付けたいこと
一度、失敗はしてしまいましたが、不満が有ったのは一度だけです。他はおおむね満足のいく仕上がりを保っています。
やはり気を付けたいのは、「縮毛矯正」が残っている状態で施術を上塗りしないことだと思います。
繰り返し、短いスパンで施術をしてしまったことが原因だと思います。癖が出てイライラしても、ある一定の期間を置かないとダメだということですね。
今はヘアアイロンと言う便利なものも有りますので、出来るだけ施術から施術の間隔を開けて、健康な状態の髪に「縮毛矯正」をするようにしています。
他には、前述しましたように日焼けなど、髪が著しいダメージを受けている時は、シャンプー時などにわかると思います。自覚のある時は、なるべく我慢して施術を待つようにすることが大事だと思います。
梅雨時などは、やはり「縮毛矯正」がないと毎日のスタイリングが大変ですが、慌てて施術をしてしまって取返しのつかないことになるよりは、少々はヘアアイロンで手間を掛けてベストな状態で施術をするようにした方がいいと思います。
湿気の高い季節なら、前髪だけ、とか気になる部分だけ、と言うのも一つの方法です。
長く伸ばしたい髪だと「ビビリ毛」になってしまうと本当に残念です。幸い、私はロングヘアに執着はないので、短くカットしてしまっても気になりませんでしたが、ロングヘアにこだわる方は出来るだけ切りたくないですよね。
でも、やはり最終的には「ビビリ毛」になった部分は切るしかありません。
ただ、私の経験上、酷い状態になってしまっても、オイルを使ってケアしていると、2~3週間吸うと随分と落ち着いてきます。ゴワゴワはしますが、ドライヤーだけで比較的まっすぐに乾かすことも出来るようになってきます。
もし、「ビビリ毛」になってしまったら、慌てて諦めないでヘアオイルを使って痛みが進行しないようにしてみて下さい。
これは結構効果は有りますので、おすすめの方法です。
もちろん、縮毛矯正してなくても使えます♪