そもそもこのテーマを「お金」のカテゴリに入れる時点で、私のしみったれた日常が想像出来るってなもんですよ。
さて、複数の若い女性とお話をする機会があったのですが、七割くらいの女性の夢がほぼハンコをついたように似通っていて寒くなりました。
いや、素敵な夢やで。
彼女たちのプランニング
そもそも「保活」の記事の後に専業主婦の記事を書くあたりがしょっぱすぎて血圧上がりそう。
今時の若い女の子の理想形はこちら。
ほぼ全員同じような夢を見ているようなので、ざっとまとめてみます。
- まず、学校を出て就職
- 二~三年程度働いたら結婚
ここで退職するか続けるかという選択肢が入ります。
退職しない人は、子供が生まれるのを機会に退職するみたいですよ。 - 子供は二人(男一人女一人が理想)
- 子供が小さいうちは、家で専業主婦しながら子育て
- マイホームに関しては、結婚と同時か子供が生まれるタイミングみたいです。
金のかかる人生だなあ - 子供が大きくなってきたら、パートに出て、小銭を稼ぐ
(パートがいいという意見が多かった。生活費を稼ぐ目的ではなく、ローンの助けとか遊ぶ金とか)
全てにおいてツッコミどころ満載ですが、我慢して次行ってみましょう。
ちょっと現実を見てみよう
私のまわりは半分独身です。
年齢的には子供が成人して独立してもおかしくない年代。
未婚の人もいますが、離婚した人もいます。
既婚者が半分ですが、専業主婦は一割程度でしょうかねえ。ほとんど仕事をしています。
(ヤ○○クで稼いでるけど申告してない奴もおるがな)
専業主婦でも、本当に働きたくない主婦じゃなくて、何らかの仕事はしたいと思っているし、パートどころか出来ればフルタイムを希望している人もいる。
なかなか主婦からフルタイムの正社員は狭き門ですからね。でも待遇も良くなるし、いつ一人になってもいいい…と皆が言う。(旦那のこと嫌いなのかな。わかんないけど。鬱陶しい存在ではあるかもだけど)
何故、彼女たちは働くのか。
皆、口をそろえて言いますよ。「生活のためでしょ!」
子供二人いれば掛かるお金
少子化だ~何だと子供を産め産めと言われますけどね。子供一人に掛かるお金って本当に大金なんですよ。
それを一人じゃ少ない複数産めとか。悪魔か。
- 出産、育児 約90万円
- 食費 約500万円
- 医療費 約150万円
- 保険等 約150万円
- おこづかい等 約300万円
- その他諸々 約90万円
トータル 1280万円
ぎゃー!
でも、上記の金額は一例ではあるのですが、教育費入ってませんからね。
公立でも800万円近く掛かります。(大学が国公立の場合)
私立の大学へ行けば、1000万円は軽く超えてきますよね。
これが1人分。
兄弟がいればかける人数分。
計算を拒否したくなるような数字です。
マイホーム取得すれば掛かるお金
ローンを組むにしたって、毎月支払って行かないといけないですし、頭金なしでオールローンとか考えたくもないです。
でも、実際はお金を貯めてからだといつになるかわからないので、ローンを組んじゃうんじゃないですか。
そしたら、金利の分がプラスされる上に、固定資産税も必要。
そのうち家が劣化すれば修繕費も馬鹿にならない。
一体旦那はどれだけ稼いでいれば余裕なのか
早くに子供を産めばお給料がまだ上がらないうちに多額のお金が出て行くので、生活はしんどいかも。でも、収入は増えて行くでしょうし(サラリーマンの場合)、子供や家にお金が掛からなくなる時期が来るのは早い。
子供が遅く産まれたら、サラリーマンの収入が増えた頃にお金が掛かる時期が来るかもってことで、上記とは逆になりますね。
仮にですよ。
住宅ローン、食費、車費、習い事、水道光熱費・通信費、被服費に交通費。
それにプラス学費。
いくらあっても足りる気がしない。
30万円位じゃ満足に足りる気がしないのは気のせいですかね?
だって、上記のお金にプラスして、お小遣いとか必要でしょう?
子供の学費や習い事だって、複数いれば人数分ですし。
塾って高いんですよね。一か月2~3万円なんてざらですよね。教科数によっては。
まとめとこう
夢を見ている彼女たちには悪いけど、現実はそんなに甘くない。
余程お金持ちと結婚するか、高給取りと結婚して下さいね。
そういう意味では、私なんか生活の為に専業主婦なんかしたことないんだから、立派に負け犬ですよ!!!!
真面目に働きます…。