何もメンテナンスをしなければ、そう何年も住めないかもしれません。
持ち家があるからといって、老後は安泰ではないということですかね。
住居には、常に何かしらお金が掛かる。
そういうことなんでしょうね。
まずは耐震
お金がないので、どうしてもメンテナンスもケチってしまいます。
なので、小規模な補修すら出来ないまま、年数だけが経過するという結果に陥っていた我が家です。
まあ、メンテナンスをしていなかった理由は他にもありまして。
長く住む予定ではなかったので、もったいないという意識もあったのは確か。
でも状況って変わるんですよね。
で、まず気になったのが耐震。
古い家屋は地震によって倒壊する恐れがありますので、これをやらないことにはリフォームにすら進めません。
自治体の補助など
地震は絶対に起こりますが、どの家庭も潤沢に資金があるわけではありません。うちも然り。
自治体で調べていくと、かなりの補助金が出るケースもあります。
耐震だけで工事は終わるわけではないので、補助金が出たところでかなりの自己資金を用意しないといけませんが、リフォームを考えるにあたっては通らねばならない道です。
見た目だけではわからない不具合もたくさん出てくると思われますが、ここは勇気を出して行動を起こすことが大事です。
プロに聞く
リフォーム屋さんに相談すれば、きっちり専用の計算ソフトでシミュレーションをしてくれます。
図面からしっかり起こして細部まで診断していただきました。
意外な結果に驚き
築40年も経過していれば、地盤の緩い地域でしたら傾きやゆがみなど出てくるかと思います。
実際、うちも壁に亀裂が入っていたり、玄関の壁紙が破れるほどのゆがみが出ています。
ただ、診断結果の数値は低いのですが、詳細を見るとそうそうひどい状態でもないのですよね。
普通に耐震工事を施せば、改善される程度のようでした。
とはいえ、築40年の古い家です。
耐震をしていない状態のスコアは0.3程度。
マックスで補助が出る工事を施しても0.7程度。
1.5までスコアを上げる方法もありますが、これは手間もお金もすごく掛かります。
0.3から0.7に上げるだけでも2倍以上にはなるわけですから、耐震は絶対にした方が良いですよね。
先30年は住める?
寿命を考えれば、30年が節目になるかと思います。
今回、予算を少しオーバーしたとしても、以前のなんちゃってリフォームを繰り返すのは嫌なのでしっかり細部までこだわろうと思います。
すると、やはり長いスパンで住める家にはなるようです。
莫大なお金が掛かるとなると、リフォームではもったいないし新築を。。。とついつい考えてしまいますが、自分の身の丈に合う方法は新築ではないなと考えます。(た、高いですし)
なんでもかんでも新しくしてしまえば、安心は安心ですが、その分お金も掛かりますし、建物以外の経費もかなり大きく膨れ上がります。
やはり、身分不相応になりますね。うちの場合は。
リフォームの実例なども見せていただきましたが、とても美しかったです。
結論としては、築40年でも50年でも、手の入れ方によっては十分住めますよ、とのことでした。