いまさら聞けない基礎の基礎です。
これだけ覚えたらEXCELは使える!苦手だと思う人は、この5つが出来てない人が多いのです!
(画像や手順は2013verですが、応用できます)
目次
カーソルの形の変化を覚えよう
EXCELが苦手だという声をよく聞きますが、仕事上必ず必要になってくるソフトですよね。
苦手になってしまう原因のひとつが、「カーソルの形状」です!
意外とこれを理解しないまま使っていて、うまく扱えないという壁にぶち当たる人が多いです。心当たりのある人は、この機会に理解を深めてみてください。
EXCELのカーソルは、セルの位置によって変化するので、これだけ覚えておけばEXCELはとても簡単になります!
セルの範囲選択をする
セルの内側にカーソルを持ってくると、白い十字のマークになります。
この状態でセルを選択してください。
データの移動など
セルの枠線の上をポイントすると四方向に矢印のついたマークになります。これでセルの枠の上を選択してセルごと移動したり出来ます。
このカーソルの状態のときに、むやみにドラッグをしてしまうと、思わぬところデータが移動してしまったりするので、注意が必要です。
(こんなカーソルが出てくるので移動出来ます)
オートフィル機能を使う
これが一番良く使うカーソルの形状です!使えるとすごく便利な機能がついているので、ぜひ覚えてたくさん使ってください。
セルの右下をポイントすると、黒い十字のマークになるので
そのまま下にドラッグすると勝手にコピーしてくれます!
右下のオプションを開くと、連続データに変更することも出来るので、いちいち入力する手間が省けます。
「オートフィル」が便利なのはこれだけじゃないんです!
もちろん、横にも「オートフィル」は使えます。
自動的に次のデータを予測して入力が出てきますので、作業効率が上がります!
他にもさまざまなデータを自動的に表示してくれるので、試してみてください。
セルに装飾する時は「格子」から
最初、データを入力したときに、セルには線はついていません。
これを表らしく装飾するために、セルの枠線に色をつけたりして整えていきます。
意外と失敗するセルの枠線の設定です。
まずは「格子」から!というのを覚えてください。
「格子」以外の設定から使って最後に「格子」を設定すると、せっかくの二重線などの設定はすべて消えます。
これも知らずに使ってしまうと、せっかくの苦労が水の泡になるので、覚えておくといいと思います。
すぐに使える関数(ワンタッチで出せるもの)
難しい関数は、ネットでもたくさん情報があるので必要な時に調べて使うといいと思います。でも、最低でもこの5つはすぐに出せる関数なので、覚えておくといいと思います。
場所は「ホーム」タブの「編集」グループにあります。これ以外の関数は、一番下の「その他の関数」をクリックして下さい。ダイアログボックスが開いて様々な関数を検索して使うことが出来ます。(その中でも代表的で使えると便利な関数はまた別の記事で!)
合計を求めるSUM関数
使い方は簡単です。
合計を出したいセルにカーソルを置いてください。
範囲選択が正しければ「Enterキー」で確定するだけ!
先に合計したい範囲を選択する人がいますが、間違いの元です。
必ず合計を出したいセルを先に選択してください!
平均を求めるAVERAGE関数
同じように平均を出したいセルにカーソルを置いてください。
選択範囲が正しければ「Enterキー」を押すだけ!
数値の個数 COUNT関数
データの入っているセルの個数をカウントします
最大値 MAX
対象となるセルの中のデータで最大値を求めます
最小値 MIN
対象となるセルの中のデータで最小値を求めます
使い方はSUM関数と同じで求めたいセルにカーソルを置いて、関数名をクリックしてから「Enter」です。簡単ですよね。しかも使える関数です。
データを削除するときの注意
WORDでも同じですが、データを削除する場合に「Backspace」キーを「Delete」キーの使い分けがわからないという声を聞きます。
その名称のとおり、「Backspace」キーは、カーソルよりも前の文字などを削除する際に使います。押すと、カーソルより前の部分が消えていきます。
「Delete」キーは逆です。カーソルより後ろの部分が消えていきます。
カーソルがどこにあるかによって、二つの削除のキーを使い分けるといいと思います。
ただ、EXCELにおける二つのキーの役割は少し違いますので、これも知っておくと便利です。
セルを選択した状態で「Backspace」キーを使うと、セルの中に入力用のカーソルが出てきます。
これが「Dalete」キーだと出てきません。
単独のセルを選択する際にはあまり気にせず使うといいと思いますが、複数のセルを選択して削除する場合は注意が必要です。
上記の選択状態で「Backspace」キーを使うと
一番上のセルの中しか削除できません。
これが「Dalete」キーだと
全部一度に削除することが出来ます!
大きな範囲を削除するときは「Dalete」キーを使わないとうまく削除できませんので、うまく使い分けてください!
セルを結合して中央揃えは気をつけて
最後に、便利だけど使いすぎると迷惑を掛けてしまうかもしれない機能です。
例えばこんな入力がしてあったとします。
上記のデータは「A1」のセルにすべて入力されています。
これを、A1~D1のセルの幅の真ん中に配置したい場合に使います。
選択します。
クリックするだけで設定できます。
A1~D1のセルが結合されてひとつのセルになり、その中の中央に文字列が配置された状態です。
文字列を綺麗に表示することが出来るので、覚えていると便利な機能ですが、これを使うときは注意が必要です。
むやみやたらに使うと、くっつけたくないほかの場所のセルにまで影響することがあります。
セルを選んで削除しようとするとエラーメッセージが出たりします。
自分だけが使うファイルの場合は、そんなにナーバスにならなくても良いと思いますが、他の人と共有するファイルや仕事で人とやり取りするファイルには、多様は禁物です。
思うようにレイアウトしたつもりが、どんどん崩れてしまったりします。
以前にも結構問題になっていたのは、この機能のことです。
以上、これだけのことが出来れば、EXCELは使えると思います。
特にカーソルの形状は、知らずに使っている人が多いので、覚えておくとかなり効率が上がります。
ぜひ、覚えて使ってください!
WORDも参考にしてみて下さい。