自営業で国民健康保険の夫と社会保険の嫁。子供の扶養は?得なのは?

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夫が自営業で共働きで、妻が社会保険と言うケースは割と多いのではないでしょうか???

子供がいれば、もちろん保険に関しては扶養に入れることになるのですが、一体どっちが得なんでしょう。

とは言え、損得だけでは選択出来ない問題です。でも、出来ることなら保険料は安い方がいい!ということで調べてみましたww

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国民健康保険と社会保険

そもそも何が違うの?と思いますが、詳しいことは検索するとザクザク出てくるので割愛します。

国民健康保険は自営業の方や、会社員や公務員に扶養されていない方が加入する保険です。あるいは、会社員が次の仕事を始めるまでの無保険の期間に加入すると言うケースも有ります。

社会保険は会社員、要するにサラリーマンや公務員が加入している保険です。大きく国民年金、健康保険、加えて厚生年金をまとめて指す場合が多いと思いますが、国民健康保険よりも手当てが厚かったりします。会社独自の制度なんかもあります。

国民健康保険は全額自分で支払わないといけないし、自治体によっても違うのですが高いです。そして、傷病手当がない。高額医療などは有りますが、病気やケガで一時的に働けなくなっても、国民健康保険は何の保障もないです。

社会保険は、傷病手当があるので、一年半は手当てが出ます。詳しくは会社によっても違いますので、あくまでもざっくりとした認識でお願いします。

扶養の条件あれこれ

最近では、配偶者控除が廃止になるだのならないだの、所得税での法改正が世間を騒がせてました。

ここで気を付けて欲しいのはひとつ。

国民健康保険には扶養はありません。

どういうことかというと、所得が低かろうが(実際には保険料には関わってきますが)無職だろうが国民健康保険に加入している配偶者と同じく国民健康保険に加入する場合は、それなりの保険料が掛かります。

世帯の計算と個人の所得の計算が影響してくるのと、あれこれ計算方法があるのですが、詳しくは省きます。

とにかく国民健康保険の場合は、一人増えるごとに保険料も増えます。

それは年金も同じです。なので、自営業の嫁は自分で年金も保険も負担しなくてはなりません。これ、結構きついです。収入がなくても支払う必要があります。専業主婦でもです。本当に理不尽。

全くの無収入でも支払いは発生します。

これは、子供も一緒で、親が国民健康保険の場合は、子供の保険料も掛かります。所得のない一人分の計算になります。年金は不要ですが。

しかし、社会保険は扶養が有ります。

反対にサラリーマンや公務員の嫁は、収入がなかったり低ければ扶養に入ることが出来るので、お金を支払う必要はありません。ボーダーラインは130万円。

103万円を超えると、所得税が掛かるだけで保険の扶養には入れますが、もっと稼ぐと入れません。

ちょっとボーダーラインを超えてしまった!という人が一番損をします。稼ぐならたくさん稼いだ方がいいと思います。

もちろん、子供は無収入なので無条件に保険の扶養に入れます。

会社員と自営業では

前置きが長くなりましたけど、子供に保険料としての経費が掛かるのか、掛からないようにすることが出来るのかという話です。今回は夫婦共に社会保険と言う方には当てはまらないのでスルーして下さいね。

これは、夫婦どちらもが社会保険の場合はどちらが扶養しても保険料は掛かりません。社会保険は追加で保険料が発生しないので。

ただ、どちらが扶養するかによって、若干税金や所得の控除の面にも影響はしてきます。が、保険料が掛からないならいいじゃないの、と私は思うので細かいことは当事者で考えて欲しいと思います。

今回問題なのは、自営業の旦那が扶養するのか社会保険の嫁が扶養するのかという話です。

どっちが生計を主にしているのかがポイント

もちろん、保険料が掛からないのは、社会保険の扶養に入れるのがベストです。

でも、旦那の方が収入が高い。

生計を維持しているのが自営業の旦那の方だった場合。

嫁の扶養には出来ません。

所得が嫁の方が多い場合は問題はないそうです(色々なケースがあるので、厳密には言いきれません。この辺は自己責任でお願いします)。

要は、収入が多くて生活を支えている方の扶養にするのが通常であると、そういうことなんですよね。

例えば、うちの場合は旦那が自営業で子供は旦那の扶養に入っているので毎回多額の保険料が掛かります。私が社会保険なので、単独で保険を支払っています。でないと、年金も支払う必要があるので130万円を超えて働いて社会保険に入った方が精神的に楽です。

話が逸れましたが、本当にサラリーマンの嫁がうらやましい。第三号被保険者というのですよ。サラリーマンの嫁って。

詳しくはこちらを見て下さいね。この不公平な制度

こどもの扶養について、直接聞いてみた結果

自身や配偶者の保険云々については、金額の面が扶養の範囲を超えているという前提でお話しします。

問題は子供の扶養です。

自営業の方と生活している方はわかっていただけると思いますが、月々安定しているわけではないので毎月ジェットコースターのよう。

普通に坊主(0円)の時もありますし。極端ですが。

ということは、月によって生計を維持している人間が変わってしまうんですよね。

年間の所得で何でもかんでも決まってしまうので、上記のような言い分は通らないとはわかってるんですが、毎回国民健康保険が高くてしんどいので社会保険に問い合わせてみたんです。

やはり、「年間を通して判断するので難しい」という回答でした。

年間の所得で言えば、やはり私の方がかなり低くなってしまうので、私の収入で生活を支えている、維持しているとは言えないということです。当たり前か。残念だけど。

でも、国民健康保険と国民年金合わせるとすごく高いんですよ。差し引いたら残らない月もあるんだから、考慮してほしいなとは思う。。。

なので、一番お得になるのは、こどもを高収入な方の社会保険の方の扶養に入れるのが正解。

というか、そういうルールです。

普通はそれで家計が潤います。

そのルールが使えない家庭は我慢するしかない。

高い保険料を毎年支払います。

理想は、高収入なサラリーマンの社会保険の扶養で生活しつつ、まったりと自営業の嫁。

収入は全部自分のお小遣い。

まあ、夢のようですね。

まとめ

自営業の夫と会社員の妻の場合(逆でも同じ)

もちろん、社会保険の扶養の方が経費が掛からないのでお得

でも、収入の多い方が扶養するのがルールなので自営業に従事している方の収入が多ければ、社会保険の扶養には入れません。

妻が自営業で夫が社会保険の場合も同じくです。

自営業の妻の収入が多ければ、夫の社会保険の扶養には入れません。

でも、自営業もピンキリなので、扶養の範囲内で個人事業主になるというケースもあります。

保険と年金で最低でも年間2〜30万円は必要になることを考えると、配偶者の方が収入が多くて社会保険ならメリットは多額です。

子供も扶養に出来ますしね。

国民健康保険を安くしたいので模索した方法6つと番外編2つ。

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