フィステルとは
フィステルとは、歯根の先端に膿みが溜まることで生じる歯茎のできもののこと、また溜まった膿みの排出孔のことで、「瘻孔(ろうこう)」や「サイナストラクト」とも言われます。 フィステルは、にきびのように白くポツンとしており、表面には膿みを排出するための小さな孔が空いているため、指で押すと溜まった膿みが出てくることがあります。
引用させていただきました。
歯の具合が悪いとき、歯茎にできものが出来るときがありませんか?
過去には口腔外科で診察した後、先生の指導の下、歯間ブラシを使用して改善したこともあるのですが、今回ちょっと厄介な状態になってしまったので覚書です。
最近は「サイナストラクト」というらしいですが、専門的なことはここには書けませんし、私も良くわかりません。
歯の治療が終わって数週間後に異変
たまたま、歯のかぶせ物を交換した後、どうも歯茎の調子が良くないことが続きました。
そうこうしているうちにひどい痛みが出てしまい、物が噛めないという状態になってしまいましたが、診察の後抗生物質で何とか痛みや腫れは収まり、一安心していたのです。
ところが、一か月ほどすると歯茎に口内炎のようなものができてしまいました。
どうも、中には膿がたまっているようで、歯磨きの時などにつぶれてしまいます。
最初は小さかったのですが、どんどん大きくなってきたので歯医者へ行きました。
治療方法
歯の根っこが感染していたり、根尖性歯周炎という病気が原因であることが多いとのことですが、治療としてはせっかく被せたものを取り除き、歯の根っこを綺麗にするという方法になるそうです。
ああ、、過去にもありました。
改善しなければ、抜歯して戻す。。。
二度とやりたくないけど、劇的に改善したあの治療方法を説明されるのですが、全く痛みが出ることもなく日常生活には支障がない状態です。
先生曰く、最悪の状態でないのに抜きたくはないとのことです。
私も抜きたいとは思いませんので、長く掛かるかもしれませんが頑張りましょうということに。
思うように治らない
歯医者に通って、歯の根っこのお掃除が始まりました。
毎回の治療はほんの十分程度でしょうか。
治療を始めると、垂れ下がるほど大きくなっていた膿の袋はだんだん小さくなってきたので、効果はあったようです。
しかし、三か月ほど治療を続けても、またフィステル自体はがっつり存在しています。
そこからまた数か月治療に通いました。
といってもコロナの影響で毎週通えるわけでもなく、治療回数としてはそう多くは有りません。
でも、なかなか思うようには治りません。
悪性になる?
年齢も年齢なので気になるところですが、その心配はないという診断で安心しました。
でも、だんだん小さくなっているとは言え、消えるわけではないので治療は続きます。
9か月の治療の末
ほぼ歯茎とフラットになるくらいまで改善しました!
放置するより治療の成果です。
ただ、完全に治りきるのは困難で、また再発する可能性もあります。
子供の歯茎にも出来るようですので、気を付けないといけないと思います。
放置してしまうと、悪化して最悪の場合は抜歯ということに。。。
ネットで見ていると、患部を焼き切るという治療法を選択しているパターンもありましたが、やはり再発する可能性はあるそうですので根っこの治療が大事なんでしょうね。
頑張って歯間ブラシも使っていこうと思いました。