チケット転売 手数料取るなら、公式はもっと頑張って欲しい

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3dman_eu / Pixabay

某チケット転売サイトがお亡くなりになりました。
それはいいのですが、今までさんざん言われてきたことで、何らかの措置があっても仕方はないとは思うのです。

ただ、今回に限らず、本当に急に参加出来なくなってしまった人たちのチケットはもったいない話ですよね。

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そもそもチケットの転売は可か不可か

「不可」ですよね。
チケットにも書いてありますので、これは公に守らなくてはいけないルールです。
転売だけじゃないんですよ。
譲渡もだめなんです。本来は。
購入した本人以外が、そのチケットを持って興行に参加することは禁じられていることがほとんどです。

それはわかります。

実を言うと、某アーティストのチケットを公式トレードに出してたんですが、結局不成立で無駄になってしまいました。
公式でも売れない場合は一体購入した人はどうすればいいのでしょうね?

購入した当初は参加できるつもりで購入していても、やはり急なことというのは起こります。
そういった場合、紙チケットを人に無料で差し上げて行ってもらったことがあります。
捨てたこともあります。
譲渡は本来はだめなことなので、前述した紙チケットの譲渡は違反行為だとわかっています。

でも、無駄にするくらいなら、無料でもいいから楽しんでくれる人に行ってもらって空席を作りたくない。
これがファン心理だと思うのですよ。

商売として転売をしている人が奪ったもの

それがファンの気持ちでしょう。
本当に切実に行きたくてチケットを申し込んでいる人が外れ、そもそもまったく参加する気もなく、転売目的のみでチケットを入手する人がいます。
そして、残念なことにそういった人たちの手に、貴重なチケットの一部は渡ってしまいます。
チケットを手にすることが出来なかった本当のファンの人は、少しくらい高くてもいいから入手したい。コンサートに参加したい。
そういう純粋な気持ちに付け込んで高額チケットを転売する。
買う人も悪いんですよ、もちろん。
でも、ファンはお金を出してもそのコンサートに参加したいんです。
彼らが理不尽に奪ったチケットを買い戻してでも。

本当に転売はだめなのか。

ルールだけで言えば「だめ」です。
しかし、やはり本当に行けなくなってしまった人たちのチケットをどうすればいいのか。
転売防止のために電子チケットが出回り、購入した本人以外は会場へ入れない。
これは運営の努力の賜物ですし、本当にそのチケットを持って参加できる人にはこれ以上のシステムはありません。
でも、転売出来ないということは、本当に急に行けなくなった人はチケットを捨てるしかなくなります。

公式トレードに二ヶ月ずっと出してても、売れないときは売れません。
しかも、最近利用した公式トレードは抽選だったんですよ。
早くから予定が変更になって出している人よりも、後から出した人のチケットが先に売れてしまったり。
あほみたいなシステムでしたね。某システムは。

話がそれました。

定価でも「転売」。無料の「譲渡」もだめとなると。

ここはもっと公式にがんばってもらいたいところです。
そもそも、最近のチケットのなぞの手数料、高すぎじゃないですか?
あれ、一体何なんでしょう?

購入時にシステム手数料、そして発券時の手数料。
ひどいときには、全部で1000円近い手数料。

そして、公式のトレードに出しても、出品するだけで手数料。
これは売れなくてもとられます。

ひどい商売です。

これだけ手数料手数料といって取るなら、もっと責任を持って対応していただきたいところです。

謎の高額手数料と再販手数料

手数料を取られることに文句を言っているのではなく、購入した人にもっと有効な手数料の使い道をしてほしいということです。

手数料を払ってもいいので、チケットを引き取ってほしい。

理由も色々あるでしょうし、こんなことをしていたら手間は掛かるし、そもそも一度購入したチケットを返金とか馬鹿げてますよね。

でも、売れなかったら某サイトでも値段を下げて販売するわけですから、値段を下げてでも返品出来るといいのになと思ってしまいます。

それをまた、公式で二次販売してくれれば、アーティストと関係ないところでお金が動くわけではないですし、その場合にとられる手数料に関しては仕方ないと思います。

そういうところで公式が儲けて、システムを向上したり、アーティストが利益を得るのは全然いいと思います。
むしろそうしてほしい。
転売屋が驚くほど高額なチケットを売りさばいたところで、公式もアーティストも一銭も得をしません。

だったら、公式が締めて利益を独り占めすればいいと思いますけどね。

システムを変えれば、転売はなくなるのか

あの手この手で転売は行われています。
電子チケットも、電話番号と端末さえ貸し出せば、希少なチケットを売ることが出来るわけですから、この先どんな方法で阻止しようとしても、転売はなくならないと思います。

今回のように大きな転売サイトが閉鎖へ追い込まれたとしても、あらゆる手を使って転売は行われて行くと思います。

一番肝心なのは、転売されているチケットを購入者が買わない、ということなのでしょうが、チケットが取れない以上、高額であっても転売チケットを購入してしまう。
甘い汁を吸いたい転売屋はまた、最初から行く気のない転売用のチケットを入手する。ほしい人にいきわたらない。
また転売屋から購入する。

悪循環は断ち切ることが大変難しいです。

それは大手の転売サイトがなくなったとしても、どこかで転売は行われてしまうので、もっと詐欺の被害などが増えそうですよね。

一体どうしたらいいんでしょう。

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