葬儀屋はしっかり選ぶべき。我が家は失敗しました

スポンサーリンク

先に言っておきますが、身内が亡くなって脳みそが働いてなかったとは言え、無知で失敗したのは私です。

香典を辞退したかったばかりに、余計なお金をあほみたいに払う羽目になった経験です。

皆さんも気を付けて下さいね。(あんまりこういう失敗する人はいないだろうけど…シクシク)

スポンサーリンク

父が亡くなったので、葬式を出すことに

その数年前に祖母の葬式を出したのですが、その時とは少し勝手が違ったので、今回のような失敗が起こったのだと推測される。

身内が亡くなる予定を考えるってのも嫌な話なんですが、うちの場合は病気でしたので、ある程度命の期限というかね、そういうことを医者から言われてたわけですよ。

でも、やはり日々の生活や病院の往復や仕事に追われていて、亡くなった時には、実は何も準備が出来ていなかったんです。

いや、その前に葬儀屋は少しさがしてはみたのですが、そう言うことをネットで調べている自分が虚しく悲しくなってしまい、中途半端で終わってしまっていた。

これが悪かった…!

葬式の準備が全く出来てなかった

入院して、病名が分かった時点で余命宣告だったので、いわば覚悟は出来てはいるのですが、まさか今日とか明日という単位で考えられるわけでもない。

うちは兄弟が他にもいるんですが、何の打ち合わせもしないまま父が逝ってしまった。

(普通はある程度、事前に何らかの相談はするもんなんでしょうが)

しかも、夜だったので、連絡もなかなか行き渡らなかった。ここで既に兄弟間でひと悶着起こり、全員が正常な判断を失うような精神状態に。

仕方がないので、祖母が亡くなった時に利用した、某葬儀屋に連絡を入れる。

これが間違いだった。

後で兄弟にもさんざん文句を言われたが、やってしまったものは仕方がない。もう遅いわけだ!

実は家族葬を考えていた

父はもう隠居もしていて仕事もしていなかったので、人付き合いがないわけです。

なので、かねてから私が考えていたのは、「家族葬」

連絡する人も身内以外にいないし、静かに家族だけで見送ればいいじゃないかと思っていた。

これには母も他の兄弟も賛成だったので、その旨を葬儀屋に相談。

バカだよねえ。

相談って。相手にしてみりゃ客でカモじゃん。相手は葬式してなんぼじゃん。
そんな相手に相談して何になるというんじゃい。

あー本当に無知は損をする!

何やら納得させられるようなアドバイスをされる

これが何かと言うとですね。

家族葬にしたとしても、親しい人はおうちにまでお越しになるでしょう?その度に奥様が対応なさるのは大変ではないですか?お葬式をすれば、そこで終わるわけですから、少人数でもお葬式をなさってはいかがでしょうか?

まあ、そりゃあそうだ。確かに。

うちの母も、いきなり暗くなって「全然関係のない日に来られるのは負担」などと言い出す。

正論。

それで、家族葬は却下になり、小さいが葬式をすることになってしまう。

今思えば、確かに家族葬あるあるではあったけど、そんなことはいいからとにかく家族だけで!って押し切れば良かったんです。

そうすれば、あんなにイライラするようなことにならなかったのに。

思い出しても後悔しかない。

雲行きが怪しくなったのは香典の話から

うちは父が隠居してから長いし、他人との付き合いもない。

だから葬式っていっても、そんなに人も来ないと思ってた。それに祖母が亡くなった時に、香典返しとか大変だったと母が言うので、父の時には香典はもう辞退しようかという話にはなってた。

これだけは何となく相談していた。

でも、これが大間違いの元で、葬式って、亡くなった人の人脈ももちろんだけど、身内の人脈が大きいんですよね。

うちは母が他人との付き合いが多い人だったので、そっち関係でたくさん人が来ることは全く想像していなかった!

この辺で既に思考がパンクしていた上に、真夜中に話をしていたので、眠いわはよ終われという気持ちで大変グロッキーだった。

祭壇のお花についてのトーク始まる

出来ることなら、あの夜に帰って自分をぶん殴りたいわ。

そこで、

香典の辞退はいいのですが、それでは祭壇が寂しいので、お花だけでも受け取られてはいかがですか?

と言われた。

供花。

祭壇も華やかになりますし。。モミテモミテ。

「はあ…そういうもんですかね…」

もう、しんどくて頭も働かない私たち。

一生懸命はげちょろびんの祭壇を想像し、花が飾られた祭壇に思考をシフト。

カモがネギしょって…まさにうち

結局のところ、

  • 私たち
    香典もらわない&会葬御礼渡す&お花もらう
  • 葬儀屋
    香典関係ないわ&会葬御礼売り上げOK!&お花代も入っちゃうラッキー!

しかも、会葬御礼だって、予算ないから安いの指差そうと思ったら、ささっと「これは違います」て隠しやがったからね!

あの夜中の会話の時点で、「花ってアンタとこが儲かるだけじゃん」って気付かなかったこっちが悪いんだけどね。

それに気づいてたら、もっとうちも損得勘定したと思う。葬式で損得勘定ってのも罰当たりだけど、実際は結構な大金が必要になって来るので、やはりお香典は辞退しない方がいいと思われる。

自分とこの損得勘定するんだったら、うちの香典事情についてもアドバイスくれても良かったんじゃないの?だって、葬儀屋は痛くもかゆくもない話なんだし。

いかにも親身になって、望まれるお葬式をしましたってドヤ顔ですよ。

まとめ

身内が亡くなって、お葬式の相談をされる時は、第三者的な方か、比較的冷静な親戚などに同席してもらうのが良いかと思います。

実を言うと、どうして損得勘定損得勘定って思うかなんですが。

その数日後、知人の葬儀に行ったんですね。そしたら、受付でお香典出したら、すぐに金額を確認されるわけですよ。

「なになに」と思っていると、香典の金額に応じて、その場で会葬御礼と香典返しを渡されるという。

なんて合理的な!

しかも、同じ葬儀会社のお葬式だったので、香典返しがなブツブツって話してるところへ、こういうアドバイスが欲しかったねって話です。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

関連コンテンツ