オフィス系のソフトに「スクリーンショット」という機能がついてますよね。
OSにもありますけど、そっちじゃなくてソフトの中で使える機能です。
既知の機能なのですが、便利ですし、お手軽に使えてデータ保存も簡単なので、「知らない」「使ったことない」という方は、使い方を説明しますので、これを機会に活用してみてくださいませ♪
目次
そもそも「スクリーンショット」て何?
モニタや画面で見ているものをそのまま、画像ファイルとしてクリップボードに積んでくれる機能です。
ブラウザ閲覧や、データ作成をしている際に、「これ、このまま残しておきたいんだけど」という時に利用すると便利です。
特にインターネットしているときに、地図とかを保存しておくのに活用している人も多いですよね。
スマホだと良く利用している機能だと思いますが、もちろんパソコンでも簡単に利用できる機能です!意外と「知らんかったー」と言われるのでご紹介しますわね。
どんな風に使う?
普通にスマホなどで利用すると、画像フォルダに保存されると思いますが、Windowsだとクリップボードに積み込まれます。
キーボードに「PrintScreen」というキーがありますが、画面を見ている際にそのキーをクリックすると、そのときに見ていた画面をクリップボードに一時的に保存してくれます。
それを、例えば「ペイント」ソフトやほかのソフト、WORDやEXCELを開いて「貼り付け」機能を使うと、先ほどまで見ていた画面がそのまま出てきます。
グラフィック系のソフトを開いて貼り付けると、そのまま編集も出来ます。
WORDやEXCELから使うともっと便利
上記の方法で使うと、要らないところも貼りついてしまいます。
画面のタスクバーの部分や画面の一部だけがほしいという場合、不要な部分をソフト内でトリミングしないといけません。面倒くさいですよね。
それを、文書作成に使用するとなると、もうひとつ面倒くさい作業になります。
でも、WORDやEXCELからこの機能を使うと、必要な部分だけをワンタッチで切り抜いて貼り付けることが出来るので便利です。
上記の赤枠の部分だけコピーして貼り付けたいという場合、まずはブラウザを開いて使いたいページを表示させておきます。
その上に「WORD」を開きます(EXCELでも同じ作業ですが、今回はWORDで説明します)
「挿入」タブの「図」グループにあります!
「スクリーンショット」の横の下向きの小さな黒い三角をクリックしてみてください。
必ず一番下の「画面の領域」をクリックしてください。一部ではなく全画面が挿入されてしまいます。
すると、対象となる画面が薄く表示されます。使いたい部分だけを選択すると、勝手に文書へ貼りつきます。
後は大きさを調整して出来上がり!
この操作でどんどん挿入していくと、画像のサイズを気にする必要もないし、トリミングも不要です。
他のソフトにも利用できる画像ファイルへ
画像を右クリックすると「図として保存」が出てくるので、画像ファイルとして保存しておくことも出来ます。
「図として保存」する際の注意点
この方法で作ったスクリーンショットの画像は、簡単に保存できるのですが、スクリーンショットを画像ファイルとして保存する際に、ひとつだけ注意点があります。
画像を選択すると、「図ツール」がタブのところに出てくるのですが(画像を選択していないと出てきません)
「図ツール」タブを選択すると、「調整グループ」の中に「図の圧縮」というのがあります。
「この画像だけに適用する」のチェックをはずします。
これをすると、「PrintScreen」で貼り付けてトリミングした画像がある場合、使いたい部分だけを「図として保存」することが出来ます。(トリミングは「図として保存」すると無効になってしまい、トリミング前の画像が保存されてしまいます)
どういうことかというと・・・。
トリミングしたのに・・・
「図として保存」すると・・・
これが保存されてしまいます!
ご注意ください!
グラフィック系のソフトが苦手な人でも、この方法だと簡単に画像ファイルが作れますよ。
文書作成も簡単にビジュアル的なものが作れますので、ぜひ活用してみてください!