今までパソコンの廃棄をしたことがなかったので、恥ずかしながら「PCリサイクルマーク」について、あまり知らなかったんですよね。
目次
パソコンの廃棄方法とは
なので、いざ廃棄という段になって、今回は大変困ってしまいました。
回私が廃棄したくて押入れから引っ張り出したのは、AppleのMac。
しかもCRTモニタ一体型で大きいわ重いわ邪魔だわ三重苦です。そして誰も欲しがらないので捨てるしかありません。
そこで問題になるのが「PCリサイクルマーク」。
廃棄するための契約を先に済ませているという感じでしょうか。
http://www.pc3r.jp/home/pcrecycle_mark.html
捨てる? パソコンを捨てるにあたって、普通に捨てられないことはわかっていますが、廃棄をしたことがないのでどうやって捨てればいいのか、と思いまして、まずはメーカーのサイトを確認。
「PCリサイクルマーク」がついているのか否か
そこで、型番を調べてみたところ。
2003年の10月に発売した製品。
そうです。
「PCリサイクルマーク」が添付されて出荷されたのは2003年の10月1日以降です。
ということは、うちにあるMacの機種は該当する商品ということなのですが。
「PCリサイクルマーク」がどこを探しても見当たらない。
どうやら、Apple製品については商品に貼り付けてあるのではなく、同梱という形だそうです。
ない。
先に結論から言うと、マークシールはありませんでしたが、無償での対応はして頂けました。Appleさん、ありがとう。
ことの顛末を記しておきます。
さっさとあきらめないで、駄目元で連絡
勝手に判断しないで、サポートダイヤルは0120なので、とりあえず聞きましょう。
それに、問い合わせないと、うちの場合は何もわからない状態です。
実を言うと、このパソコン、知人から譲り受けたものだったのです。
しかし記憶の端っこには、大事なものだから、と数枚のCDと紙を渡されたような、そんな気がしないでもない。
でも、探してもないものはないので、もう一度ネットで型番を調べて本当に該当するのか確認。
やはり、シリアルを入れて調べてみると、2003年の10月末ころに発売している模様。
サイトを調べてみましたが「PCリサイクルマーク」を紛失した場合は「再発行」はしませんとのこと。
マークがないと、CRTモニタなので4000円も処分費用がかかってしまう。
それはもったいないということで、早速電話してみました。
紛失したと言ってしまう。
まず、とりあえず「PCリサイクルマーク」を紛失してしまったが、どうすれば良いか聞いてみました。
センターの回答はあっさりしたもので、2003年以降の該当製品でしたら無償でお引取りいたしますとのお返事です。
シールがなくても、基本的には購入時にリサイクル料金を支払っているという形になりますので、これはこれで当たり前の話なのかもしれませんが。
ただ、ちょっと一筋縄ではいかなかった。
うちのマシンがワンクッション必要だったのは、上記でも書きましたように発売時期がとっても微妙だということなのです。
eMacも何種類か種類がありまして、それぞれが発売時期が若干異なります。
うちのeMacは「M8951J/B」だったので、確かに2003年の10月1日以降に購入しているはずなのですが、買った証拠も何もありません。
センター曰く、こちらがお伝えしたシリアル情報だけでは、詳細な発売時期や購入時期がわからないとのこと。
困ります。
それは大変困ります。
4000円が無償になるか否かの死活問題ですよ。
そしたら、お調べしてから折り返しても良いかという返答でしたので、もちろんお待ちいたします。
型番についての説明を試みる。
その時点で、私「このシリアルから調べた型番だと、2003年の10月以降なので該当すると思うんですけどね・・・」と一応言ってみる。
すると、「購入されたのは、いつぐらいか覚えてらっしゃいませんか?」という返答。
覚えてるも何も、発売されたのが2003年の10月以降ということは、それ以前に購入することは不可能ですよね。
何だか、不思議な質問だなあと思いつつ、何度も同じ質問をされます。
「大体で結構ですので、思い出せませんか?」のような質問。
電化製品なんて、発売された日に購入するなんてことはまずないと思うので、取り合えずそのように言ってみる。
「発売されたのが10月ということは、それ以前に購入はないと思いますし、恐らく発売と同時ではなく、しばらくしてから購入したのだと思います」
そうとしか考えられません。
でも、私は型落ちでも気にならない方なので、発売と同時に入手することはまずないですが、譲ってくれた友人はどうかわかりません。
が、発売してからじゃないと入手出来ないと思うので、一応キッパリと返答しておきました。
大体、1時間程度で返答の電話が入ってきたのですが、やはり購入の時期を特定出来ないとのことでした。
購入時期の特定はできないものなのか
いつ工場から出荷したかは特定できていても、販売時期を特定するのはは難しいかもしれません。
購入してすぐにユーザー登録を済ませる人ばかりではないですし、登録を完了しないまま使用する人も多々おられると思います。
とは言え、特定は出来なくても、発売日以前には購入できるはずもないので、そこを主張することに。
センターの方は、その電話でも「2003年10月より後ですか」とまたお聞きになります。
なので、「発売してからの購入です」と何度目かの質問時にはっきりと告げました。
すると納得されたようで、リサイクルの方法の説明へと移行なさったのですが。
入時期を特定できる証言が必要なのかも
証言とかじゃないですけど、リサイクルマークがない以上、顧客からの訴えというか申告も判断材料なのかもしれないですね。
今回は、タッチの差でリサイクル料金を支払わなくても良い結果になってよかったです。本当にタッチの差です。これが、9月発売の製品になるとアウトです。
9月に購入した型番だと、普通に料金が発生するということなので、すごいタイミングの製品を譲り受けてたってことですよね。
処分費用が掛からなくて良かったです。
実は使用頻度が低かったのでもったいない
を言うと、普段はWindowsなのでMacに同じアプリケーションを入れるほどの予算が準備できず、あまり使っていなかったんですよね。
ほぼ、しまい込んだままでしたので、あまり使っていないマシンに何千円も払うところでした。
しかも処分費用。
増設とか建設的な費用ではないので、本当にもったいないとこでした。
リサイクルの方法ですが、ダンボールに入れなくても問題はないそうです。
リサイクルの簡単な手順。
- まずは、手続きが完了後、お伝えした住所宛に「エコ伝票」が届きます。
- 伝票が届くまでに梱包をしておくとロスがなくていいと思います。
- 黒いゴミ袋を二重にして強度を持たせます。
- 後はガムテープなどでしっかり止めてしまえば、これで梱包は完了です。
- エコ伝票を確認してから郵便局へ集荷依頼をします。
- 後は、集荷に来てくれるので、本体を渡して完了です。
- 集荷は助かります。
ゴミ袋は普通の黒いゴミ袋で大丈夫ですが、厚手のものがある場合でしたら、その方がいいです。薄手のものなら二重にするなどで補強しておきましょう。
キーボードやマウスも中に同梱しておくとわかりやすいです。私は同梱してしっかり固定してから、黒いゴミ袋で梱包しました。
外見はこんな感じ。
エコ伝票を待ってから、集荷をお願いするだけです。
集荷がありがたいけど…。
今回、リサイクルに出すeMacですが、私の怪力をもってしても重くて梱包が大変でした。
調べてみると、22キロあるんだそうな。
そりゃ重いはずです。集荷に来てくれるのはとてもありがたいことです。玄関まですら、移動が大変。
でも、今回はハイヒール型とノートを同時に2個リサイクル申請してしまったのえ、合計で4台です。
同じ日に4台の集荷をお願いできるものなのか、まだエコ伝票が来ていないので確認出来ません。
郵便局さんとこちら側で、双方が手間のかからない方法に設定したいと思います。