日中、鼻炎薬を飲むことがあります。
普段はあまり鼻炎じゃないんですが、風邪の後とか、ぐずぐずしたときに市販薬を。
いつも愛用しているのは「クニヒロ」というメーカーの鼻炎薬。
48粒も入っていてめちゃくちゃ安い。600円くらいでしょうか。
重宝しています。
ある日、あることに気づく
飲むと汗をかかない
夏は汗をかきますよね。
暑かったら汗をかきます。
若干自律神経がおかしいので、暑くなくても精神発汗もする性質なんです。
緊張しているときとか、他人と対峙しているときなど。
かきたくない時ほど汗をかいてしまいます。
それが、この鼻炎薬を飲むと、なぜか汗が出ない。
暑いんですが、汗をかかない。
おかしいですよね。
顔に汗をかかない
特に、顔に汗をかきません。
というか、全身が汗を出さない感じです。
暑いんですけど、顔に汗をかかないというのは非常にありがたい。
女性は化粧が落ちますから。
汗をかかなくて良いならぜひそうしたいものです。
というか、のども鼻もカラッカラになる
汗をかかないというよりも、何せ粘膜がカラカラになるんですよね。
鼻炎薬だからなんでしょう。
水分を出さないようにブロックしてしまうのでしょうか。
カラカラで、口の中の唾液すら出ない感じ。
これはこれであまりよろしくないですね。
どうやら成分のせい?
ネットで調べてみると、故意に鼻炎薬を飲む人がいるらしい!
どうやら「ベラドンナ」という成分が汗と水分を止めてしまうらしいのです。
風邪薬にも使用されているらしい。
ベラドンナ総アルカロイドは、ナス科植物の根茎である「ベラドンナコン」から抽出されたエキスを精製して得た総アルカロイドであり、抗コリン成分であるヒヨスチアミン(アトロピン)や、スコポラミン等を含んでいます。
その抗コリン作用から鼻炎用内服薬に使用され、鼻汁分泌や、くしゃみを抑える成分として働きます。
鼻水を止めるんですね。
そりゃあ、汗も止まります。
汗をかかないということは
本来の使用方法とは違うことに使ってはいけないのでしょうが、いろいろな鼻炎薬に入っているようなので、汗をかかないという目的で使用されている方もいるようです。
それだけ効果があるってことは、もちろん鼻水にも効果があるってことです。
でも、本当にカラカラになって汗をかかなくなってしまうので、これはこれで逆に恐ろしい。
唾液も出ないので、口臭も気になったり。
目も乾く。
どうしても汗をかきたくない時に、制汗剤などでは効果がないという人はわらにもすがる思いで使ってしまうかも。
実際、私も一瞬考えてしまった。
だって、本当に汗が止まる。
これはすごい。
ただ、私は更年期障害もそろそろだと思うので、完全に汗は止まらないかもしれないなあとは思う。
ホットフラッシュとか。
書いてると嫌な気分ですけど。
上記の「クニヒロ」の鼻炎薬以外にもたくさん使用されていました。
「パブロン鼻炎カプセル」「エスタック鼻炎カプセル12」「新ルルAゴールド」などなど。
風邪薬を飲むと、喉が渇いたりカサカサしたような感じになるのはもしかしたらベラドンナのせいかもしれませんね。
ちなみに非常に眠い
鼻炎薬やアレルギー薬って、飲むと眠くなるのが多いですよね。
咳が止まらなくなってアレルギー薬を処方してもらったことがありますが、何せ眠い。
眠いというか、虚脱感というか、何でしょう。
グラグラしますよね。
確かにこんな状態で、乗り物なんか絶対に運転出来ない感じ。
立ったままでも眠れそうです。